先日のノンジアミンカラーで施術させて頂いた事例のもう一つの事例です。
こちらのお客様も先日の方よりずっと前にアルカリカラーで頭皮が沁みてしまい、痒くなってしまい、頭皮に湿疹がでてしまったパターンになります。
そしてアルカリカラーを辞めていたのですが、先日ノンジアミンカラーのモデルさんとして来店して下さった際に、カウンセリングを致しました。
最近のヘアカラー事情や、頭皮の状態、染まり具合に対してのご希望、等々、、、、
やはり事前のカウンセリングがとても大切だと思います。
・サロンに来店されて、どうなりたいのか
・サロンの施術で不安な要素はどこにあるのか、またどのくらい不安なのか
・染まりを重視したいのか、安全性を高めたいのか
・メリットとデメリットがどのくらいあるのか
などなど、前にも書きましたが、本当にお医者さんと同じですね。
事前カウンセリングで、ちょっと意外な事をお聞きしまして、、、
他店様でアルカリカラーを施術していた、という事です。
頭皮が痒くて大変だったのですが、頭皮の状態が安定してきたのと、当店の時間的に間に合わない、といろいろ
条件が重なって、よそさまのサロンで染められていました。
この事から、こちらのお客様のケースでは、完全にジアミン染料に絶対的にかぶれてしまう、お医者さんにカラーを辞めるように
言われている位のアレルギー症状ではない、とう事ですね、ですが、これを聞いたからと言って安易に強いカラー剤を使用して
も良い、という訳ではありませんね💦
偶然たまたまアレルギーが出ない時期だった、と思う方が正解かと思います。
という風に、「どのくらい地肌に影響がでているか」「どのくらいお客様的に心配なのか」「どのくらいサロンの施術でケアして欲しいのか」
はお客様お客様で千差万別の感覚になりますので、必ず一緒に方向性を決めてから、あるいはパッチテストをしてから、等々を
「一緒に考えて」「一緒に創り上げていく」事がかなり重要だと思います。
では、ご来店時のお写真をご覧ください
他店様でカラーリングをされて2か月以内の状態になります、写真だとちょっと色が薄い印象に見えますが、
おそらく頭皮に優しめのジアミン入りのカラー剤を使用されたのかな、と思います。
根元は白い箇所が見えますね。
今回は、ノンジアミンカラー、「ノジア」をベースにして、比較的染まりやすい調合とサロン独自のひと手間をかけて
頭皮にべったり付ける感じではなく、ギリギリ頭皮に着く感じでそめさせて頂きました。
放置時間は30分、自然な温度で放置させて頂きました。
では乾かした後の染まりあがりの状態です。
かなり染まっているかと思います。
少しだけ塗り始めにピりっとした刺激を感じたそうですが、ジアミン染料が入っていないので、助剤として染まりやすくするアルカリクリームを
適度パーセント混ぜておりますので、そちらの反応だと思われます(これはアルカリカラーでも必ずピリッとする方になります、事前確認了承済み)
今回施術した箇所は、根元の白い箇所とプラス1センチのみの感じになりますので、中間と毛先に関してはご来店時のまま、
になります。
綺麗に染まる上がると、全体も染めたような錯覚を起こしますよね。
前回もお伝えしましたが、綺麗に染まったからと言って、以前のアルカリカラーと同じような色落ち具合と思ってはいけませんので、
今後の時間経過の色落ち具合も、お客様に協力して頂き、後日お伝えしたいと思います。
とにかく、頭皮トラブルでお悩みのお客様は、様々なご要望にたいして、様々な着地点があり、またさまざまな次回の改善点が
ございますので、とにもかくにも私と一緒に相談をして頂いて、一緒に安心なサロンライフを送って頂きたいなと思っております。
★ご相談はこちらのホームページの「公式LINE」から承っております、登録後お客様から先にメッセージを送信して頂ければ、やり取りが
できるようになりますので、相談だけでも(相談したからと言って来店しなければいけない事はありませんので)
なにかお悩みに方の一助になれれば、と思っております。