髪のダメージは「治せる」が「持続」しない
こちらのテーマも、最近よくsnsで散見致しますが、バサバサになったり、チリチリになった髪の毛をサラッサラに改善している投稿、見ますよね😊
これ、想像以上に知識と技術が必要なので、できる方とできない方、いらっしゃいます。
私はまだまだ勉強が必要な部類ですので、「条件付きでできます」です💦
ダメージには2種類の傷み具合があります。
①熱ダメージ
これはサロンさん、お客様両方で起こりうる事ですね。
・酸熱トリートメントの最後の熱入れアイロンで、過度にアイロンを入れてしまった。
・毎日ストレートアイロンでギューギュー毛先をアイロンしている方。
・矯正時、ダメージ部分を水分を残し気味でアイロンをして蒸し焼きにしてしまった。
などなどがございます。
②薬剤ダメージ
こちらは矯正の薬剤が髪の毛のダメージに合ってなく、強すぎて髪の毛が髪の毛として維持できない状態になってしまった事が多いです。
骨に例えると「ひびが入っている」か「複雑骨折]か
・ひびが入っている➔骨の基本部分がしっかりしているので、修正可能で治る時間も早い
・複雑骨折➔様々な箇所が複雑に損傷しているので、当日修正がほぼ不可能➔ギプス(サロンメニューですとトリートメント)をして確実に修正したい場合は数週間ごとにギプスを付けなおす事が必要➔場合によっては部分切除(髪の毛でいう所のカットですね)する。
どのくらいダメージ(骨折)している見極めも美容師さん次第
まずは、ご自身で髪の毛が尋常じゃない位に傷んだなと思ったら、駆け込んだ美容師さんが、
髪の毛を濡らしてみて、また乾かしてみる動作をする方を選んだ方が安心度が上がります。
乾いた状態と濡れた状態で傷み具合の見方が全くちがうからです。
そして、激しく傷んだ箇所を修正しても半年は維持しない
これはホームケアをしっかりしてなくて、バサバサに乾かして、その後1回も美容室にいかない場合ですが(笑)
一度クタっとなってしまった髪の毛は元に戻りませんので、その後カットしたくない方は、
状態を維持できれば御の字です。
それには定期的なサロンケアとホームケアが必須となりますので、比較的時間とお金がかかります。
今回のお客様は他店様の矯正で傷んだケース
・髪の毛はしっかりされていて、特に問題ない太さです。
・毛先までハイトーンのカラーを2カ月に1回ほどされています。
・一度矯正をしてから毛先の質感がバサバサになったそうです。
写真で見た感じでも毛先10センチ強がバサバサなのがわかりますね💦
今回は説明をして、ある程度の改善を致します
絶対にカットしなくない、訳ではありませんが、急激に長さが変わるのは皆さんあまりお好きじゃないので、少しずつカットとゆくゆくの改善カラーで修正をしていくプランになりました。
根元から中間までは適正な調合をした矯正のお薬
毛先は「改善できたらいいな」位の処理とケア
を施術致しました。
乾かしただけの状態がこちらです
・根元から中間までは綺麗に伸びているので割愛致します。
・もっと綺麗に改善できる美容師さんもたくさん知っておりますが、私は安全マージンを取って、説明させて頂き、このくらいの改善具合にとどめておきました。
改善後乾かしたのみとご来店時です
このようにハイダメージの毛先は皆さんが思っているより「ツルツル」にならない
事もございます。
僕の知っている友人たちは僕より改善できますが、結局は
「どのくらい持続するのか」という事です。
バサバサがツルツルになった!とてもうれしい!も感激すると思います。
ですが、大切なのが
「その後、その髪の毛をどうするのか」が重要になってきます。
・1か月に1回、2カ月に1回ハイダメージケアを施術しにご来店頂くのか
・ホームケアをしっかりするのか(摩擦軽減、見た目の改善、アイロンの回数、温度)
・ホームカラーをやめてサロンカラーで薬剤コントロールをするのか
等々細かくいってしまえば「髪を傷ませない」為にやる事がたくさん増えてきます。
こちらのお客様はサンプルでミニマルシャンプー・トリートメント・ハッチ蜜オイルをお渡しさせて頂いて、後日ミニマルシャンプー・トリートメント・ハッチ蜜オイルをお買い上げいただきました。
神がかったシャンプー・トリートメント・オイルではありませんが、髪の毛のキューティクルをケアする能力が値段の割にとても高いアイテムになりますので、ご自宅でのケアを比較的安価で試したい方はとてもおススメのケアアイテムになります。
成分定着と矯正の持ちをよくするために脱水アイロンを通した状態です。
このツルツルな状態だけを掲載されているサロンさんもいらっしゃいますが、これだけだと、
施術したら必ずこうなる、、、と思ってしまいますので、
当店では必ずbeforeafterを掲載しております。
美髪はお客様との「二人三脚」で成り立ちます。
サロン側が見極めを誤っても駄目ですし、お客様が年間350日前後ご自宅でケア致しますので、それが間違っていても駄目ですし、本当に担当者とお客様との二人三脚でケアしていきたいと思います。
気兼ねなくご相談ください(相談だけでも可)
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お客様からメッセージを送信して頂くとこちらから見れるようになります。
最近はお買い求めになられたヘアケア剤の質問や、初めてのお客様の髪質改善系のご質問、お客様の髪の毛の写真を拝見させていただきながらのオンラインカウンセリング等、LINEをご活用されるお客様が多くなってまいりました。